M5 ローター&パッド交換2019/01/10 01:22

12月に入った頃、ブレーキパッドの警告が表示されました。
残りが2.0mmを切ると表示されるようです。
購入時が9000Kmの車で現在は96000Km、
一度もブレーキパッド、ローターの交換はありません。
基本的にエンジンブレーキが8割(笑)
停止する直前くらいしかブレーキ踏まないことも多々あり、
それが元でこのくらい持ちました。

ある程度過激に走るときは「ふわわ」キロオーバーからフルブレーキングとか、
峠の下りでも攻めまくると町乗りの100倍は負荷掛けましたけど(笑)
まあ、そういうのは全走行距離の1%あるかないかですから。

3月の車検の際、
ディーラーよりそろそろローターとパッドの交換が必要と言われていましたが、
ようやく交換の時期になりました。
ブレーキパッドは既に購入済み、

ローターは純正品に交換の旨を伝えてありました。
ようやく交換したのが暮れも押し迫った12/25、
M5では初めてのブレーキ重整備です。
取り外したローターとブレーキパッドはディーラーから貰い受けて点検(笑)



ブレーキパッドはほぼ均等に摩耗で、
間違いなく使用の限界ですね。




フロントはあと2㎜程度、よく減ってます。




リアはまだ3㎜くらいは残っているか。



200キロオーバーからフルブレーキング数回したらヤバいです。
ブレーキパッドの厚みが少なくなるとパッド自体の蓄熱限界が下がり
急激な温度上昇は摩耗を促進しますからね。
ここの所過激なブレーキングはずっと控えてましたから
心配は少なかったですが、
いざという時はABSが効くくらい踏みますので
交換すればようやく一安心です。




周辺部と接触面の段差は1.0㎜程度。
両面で2.0㎜薄くなってます。




フロントローター、一度も掃除したことが無く、ドリルホールが目詰まりしてます。
放熱が相当悪くなりますが、それは極限での話。
M3乗ってた頃はタイヤ・ホイールを夏冬で自分で交換してましたので、
その都度ドリルホールを清掃してました。
針金でつつくだけですが(笑)

昨年からM5もタイヤ・ホイールが2セットになったので。
交換する都度清掃することにします。




リアローターはフロントに比べドリルホールの詰まりは少ないです。
パッドの面積が違うので詰まる量も少なめです。
ちなみにローターの重量はフロントが13.36Kg、リアが9.86Kg。
箱に印刷してありました。
4枚で46.4Kg・・・、重いですね。

カーボンだとどのくらい軽量出来るのでしょうかね。
ポルシェだとカーボンのオプションが100万前後だったかな。
ローター交換で軽自動車が買える(笑)




交換したローターとパッドです。
150キロ程度走りましたけど当たりはまだ付いていません。
が、鏡面の兆候が少し。
ローターにホイールが写りかけてます。




ダストは純正に比べて格段に減っています。
純正は20~30キロ走っただけではっきり判りますが、
このパッドはよく見るとうっすら程度です。




リアの方はというと。





リアも当たりはまだまだですね。
ローターの真ん中と内周・外周で研磨状態が違います。
これが均一になると当たりが付くはずです。




リアもダストはほとんど目立ちません。
洗車をあまりしない私には嬉しいパッドです。


元々このブレーキパッドはル・マン用に開発され、
4000キロのレースで無交換を目的に作られたと聞きます。
公道走行ではどれだけ持つか未知数ですが、
アリストの経験からすればM5を廃車するくらいまで持ちそうかな(笑)