E60 M5 久々の遠出2021/09/24 23:50

A110Sが来てからM5の出番が少なくなりました。
ブレーキもオーバーホール済み。
カップタイヤも宝の持ち腐れ状態。
唯一の不安はホイールスペーサーを入れたフロントのボルトが緩むこと。

まあ、時折トルクレンチで増し締めして凌げばいいのですが、
走ってる時に気になるのも興ざめですから。
一念発起してA110Sと同じコースへ引っ張り出しました。



出発前の空気圧とホイール温度です。
メーター周りが埃だらけなのはご勘弁を。



途中で2回ほどトルクレンチで確認しましたが、
幸い殆ど緩みはありませんでした。
タイヤとブレーキは暖まるのが遅く、
ペースを上げて数キロ走らないとグリップも減速も芳しくありません。
が、一旦暖まるとこの巨体でもすばやくコーナーリング出来る車に変貌しました。

フル制動時にはA110Sより迫力のあるタイヤノイズと共に素早く減速、
コーナーでは265と295のカップタイヤが踏ん張ります。
ショックアブソーバーだけはBILSTEINで強化済み。
ノーマルスプリングの限界に合わせてありますので、
巨体に似合わず小さなコーナーでもよく踏ん張り、
回頭性も巨体に似合わず惚れ惚れします。
もちろん消しゴムタイヤの威力は絶大です。



こちらもA110S同様の圧力変化と温度上昇でした。
が、スタートが標準より低めの設定値でしたので空気圧としてはベストかも。
改めてM5のポテンシャルを再認識しました。

でも、2速で8000rpm迄回すと既にヤバい速度領域です。
ほぼ1速、2速で走り回るとタイヤにも燃料タンクにも良くありません。



サーキットとは違いゴム拾うわかわりに小石を拾いますし、
勢いよくタイヤも燃料も減っていきますね。
A110Sが往復で11Km/Lに対してM5は5.2Km/Lでした。
倍以上燃料をまき散らします(笑)

でも音はA110Sに負けない怪音発しますね。
V10の音は低回転から高回転まで聞き飽きないです。
時々こういうつづら折れに引っ張り出しても面白いM5です。