母親の一言2013/06/30 11:44


歩道

スーパーの駐車場で車の中で家人を待っていた時のことです。
駐車場の出入口へ買い物を終えた車がゆっくりとさしかかり、歩道の手前で通行者に気付き一時停止しました。
歩道の通行者は補助輪の付いた自転車に乗った幼児と、自転車に乗った母親でした。
二人は車に気付くとやはり一時停止しました。
そして母親は車が止まったのを見て子供に早く行くよう急かせました。

まぁここまでは普通の光景なんですけど通り過ぎて子供にこう言いました。

「車は止まってくれるのだからどんどん行きなさい」

お母さん、子供の寿命を短くする発言ですよ。
仮に私が聞き違えて

「車は止まってくれたのだからどんどん行きなさい」

と、言っていたのだとしても「どんどん行きなさい」は誤りです。
それほど善意のある普通のドライバーばかりではありません。

歩道の通行者優先は当然ですが一時停止をしない車も数多くあり、幹線を通りすぎる車に気を取られるドライバーは小さな子供を見落とす可能性もあります。
小さな子供は母親の一言一言を素直に受け止めます。
決して「どんどん行きなさい」ではなく、「車を見て注意して行きなさい」くらいにしてもらわないと、不幸な子供と不幸なドライバーは減りません。