A110S 足回り ― 2020/11/26 14:28
ジャッキアップしたついでに足回りのチェック。
まずはフロント。
ウィッシュボーンですがロアアームはシングルアーム。
あ、よく見たらダブルになってました(11/28追記)
スプリングとショックアブソーバーはかなり傾斜しています。
ストラットと同じようにスプリングの受け座がアブソーバーケースに溶接されています。
ショックアブソーバーの交換はケース一体であれば社外品には辛そう。
ストラットと同じ構造ならケース加工が必要になりそうです。
ブレーキキャリパーはブレンボのモノブロック、4ポッド。
続いてリア
こちらは典型的なダブルウィッシュボーンですが少し形状が違います。
スプリングとショックアブソーバーの傾斜は立ち気味、
そしてアッパーアームの前方に位置しています。
前輪同様スプリングの受け座はケースに溶接されています。
アッパーアームとロアアームはオフセットされており凝った作りです。
この足回りに合わせてシャシーが設計されたと聞きます。
キャリパーはブレンボの2ピース、2ポット。
この2ポットに電動モーターが配され、サイドブレーキスイッチで作動します。
このためサイドブレーキ用のドラムは必要が無くなり、
重量と部品点数の削減になったそうです。
前後ともブレーキキャリパーの見た目は抜群ですし、効きもかなりいいです。
パッドとローターが暖まるまでは少し甘いのはブレンボの常。
暖まればじわりと踏めばそれなりにコントロールできますが、
ブレーキアシストが装備されていますので、
サーキットのように一発ドカンと踏むと簡単にアシストが優先されます。
ブレーキアシストのセンサーが踏力よりも踏み込む速度を優先するためです。
言い換えればかなり簡単にフルブレーキングしてくれます。
だからフルブレーキングが上手くなった気になれますw
ブレーキの癖だと思いますが、
クリープ現象を利用して数センチ刻みの動きは微妙なタッタを要します。
まあ、トルコンは無いのでオイルのスリップではなく、
DCTの半クラッチも遠因でしょうか。
写真見てるだけで酒が呑めそう、と言う人は病気ですw
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