熱対策PCの製作-42013/10/14 14:38

9月は多忙でこの故障PCはほったらかしでした。
オーナーさんには申し訳なかったですが、ようやく原因らしきものを特定してPC組み直しました。
原因はこれだったようです。

CPUソケット

これはCPUソケットの写真です。
ここに動かなくなった原因のひとつがあります。

CPUソケット

矢印の先に変形が見られます。

曲がってる


右側のピンはハッキリ変形していますが、曲がったピンの隣のピンに変色が見られます。多分熱が加わったことによる変色ですね。
ピンの曲がった原因は判りません。

最初から曲がったままCPUが取り付いていたのか、今回の修理の際にCPUを脱着して曲がったモノか。
いずれにせよCPUの取り外しはこの故障の際が初めてで、その後に曲がった可能性も否定できません。
ピンの変色もその後CPUを再取付して起動した際に、加電流等で変色した可能性もあります。

変色ピン


こちらは最初は判りませんでした。
角度によってはほんの少し色が違うか違わないかでした。
色々角度を変えて見てみると、ピンが変色しているのが判ります。

この変色はピンの変形を殆ど伴わず見つかりました。
もちろんこのM/Bは廃棄となります。
ピンの傍に定規を置いてみました。

最小目盛りは0.5ミリです。

定規


以前CPUの故障も疑いましたが、まずはM/Bを交換することにしました。
M/Bのオーバーヒートが原因でCPUソケットにまで症状が及んだかは定かでありませんが、いずれにせよM/Bの至る所にダメージがあるのは間違い有りません。