サーバーHDDのベンチマーク その12013/10/10 23:27

事務所には3台のWindowsServerがありますが、今まで真面目にHDDのベンチマークを比較したことがありませんでした。
今回はおおよそ同じような条件でHDDのベンチマークを取り、比較してみます。
自作ServerですのでHDDは概ね格安品使いですw

1台目 WindowsServer2003SP3

M/B   Supermicro X5DAL-G Chipset Intel E7505
http://www.supermicro.com/products/motherboard/xeon/e7505/x5dal-g.cfm
CPU    Intel Xeon (X86 FAMILY 15-MODEL-2)2.40Ghz × 2
MEMORY Kingstone DDR266 ECC 512MBytes × 2

HDD    Seagate ST34015A 40G × 2  RAID-1 (C: 20G D: 20G)
RIAD   WindowsSoftware RAID

HDD    HGST HDS721010CLA322 1T × 6  RAID-5
SATA   Supermicro SAT2-MV8
RAID   WindowsSoftware RAID

NIC    Intel 82545EM(Onbord)
NIC    Corega GEther PCI-T32

役割

DNS  Server
ADC  Server
FILE Server(Media Server)ファイル共有のみ

まずは最古参の10年選手から。
Serverとしては8年目、M/BやCPU等は10年選手です。
システムドライブのベンチマークは下記の通り。

SV1-C

お世辞にも速いと言えません。
が、すこぶる省エネ、今流で言えばECOですね。
20GBytesのエリアを8GBytesしか消費していません。
HDD本体も別段Server用でもありませんが、約75000時間程度動き続けています。
DNS、ACDが常駐していますが、このスペックで問題ありません。

次にデータドライブ。

SV1-D


ServerのソフトウェアRAID-5を6台のHDDで構築、主に動画の配信用で動いています。読み出し専用として同時に5~6台の動画ストリーミングは全く問題なく送り出ししています。
もちろん書き込みしながらのストリーミングではカクカク再生になることもありますが、再生スペックだけで見れば現行のServerに劣るところは少ないです。
Supermicro SAT2-MV8によるところも大きいでしょうか。
中古¥2500の効果絶大です。

NICを2系統使い負荷分散とNICトラブルに対応しています。
4系統くらい使えば20台くらいのストリーミング(HDデータ)も可能でしょう。

ただやはり10年目と言うこともありそろそろ現役引退の時期はきてますね。
いきなりご臨終も考慮に入れてバックアップ体制はとってあります。
先日トラブルを起こしたのはこのSupermicro SAT2-MV8です。