ネットワークプレーヤー2013/05/02 20:59

CDデータをリッピングしたデータや、ダウンロードしたFLACデータはPCへ保存します。そしてそのデータをAUDIOへ橋渡ししてくれるのがネットワークプレーヤーなのですが、私の所ではPIONEERのN-50を使っています。

N-50


このネットワークプレーヤは192KHz/24Bitまでの音楽ソースをプリアンプへと送り出しますが、CDプレーヤーと基本的に出力系統は変わりません。
PCとはLAN、USBで接続できますが、当方では前述の理由によりLAN接続です。
LAN接続をする際PC側ではDLNAというガイドラインを満たしたソフトウェアを実装せねばなりません。
このDLNAソフトウェアによりPCの音楽データはN-50がアクセスできるようになりますが、方法は色々で一般的にはPCへDLNAソフトウェアをインストールする方法と、NAS等へDLNAソフトウェアが実装された機器を使用する場合とに大まかですが分けられます。
私の所ではWindowsServerにDLNAソフトウェアをインストール使用していますので、詳細に関してはまた別の機会にでも。

さてネットワークプレーヤですが今後は色々発売されていくと思いますし、これが一番というものはありません。ただ、数年前の某輸入品みたいに何百万という価格のものはあまり出てこないかもしれません。N-50は実売4~5万で購入できます。価格差ほど音質の差は少ないと思うのですが、ブランドに拘れば高価格のものも選択肢に入るかもしれません。それよりD/Aコンバーター色々取り替えてみた方が幸せになれるかも・・・。

ネットワークプレーヤーの音質はもちろんオーディオ機器ですので好みは分かれるところとなりますが、操作性においては若干誤解されているところもあります。
もちろん機器での曲の選択、ランダム再生等々機器の操作性の出来不出来もありますが、LAN接続等におけるデータ伝送の不安定さとか一覧表示の不具合等は、DLNAソフトウェア自体の出来不出来やPC側の設定不良、NAS等データ保存機器の能力やLAN接続・設定不良等々の原因であることも多く、それがネットワークプレーヤーの不出来や使いにくさという誤解を生じていることも多いです。
無線LANで通信が安定しないとかは最たるもの、NASに実装されたDLNAソフトウェアの出来が悪かったりすることもあり、実際問題ネットワークの知識がある程度無いと何処に問題があるかさえ判らないこともあり得ます。

こういった問題はネットワークオーディオの黎明期である現在の所、しばらくは避けて通れないかもしれません。