熱対策PCの製作-52013/10/16 23:13

新しいM/Bが到着し新しいケースに取付、全てのパーツを組込で配線を完了。
まずはHDDを接続せずBIOS画面でM/Bをチェックします。

BIOS画面

BIOS画面が出ました。壊れた状態ではこのBIOS画面が出なかったのです。
一安心です。
次にM/Bの状態を確認します。


Hardware Health Configuration

CPUファンの回転数がN/A表示です。実際回っていますが、回転数が表示されませんね。他のFANコネクターは回転数が表示されていますが、2組は分岐ケーブルで繋がっている為正確な回転かは不明です。
CPUファンを別コネクターに差し替えてみても、やはりCPUファンの回転数はN/A表示のままです。これはCPUファンの回転信号が来ていないことを示しています。
一応回っていますし、ファンスピードをBIOSから変化させると回転が変わるのですぐに支障はないですが、やはり心配なのでCPUファンを交換することにしました。
オーバーヒート対策としてケースには多数ファンを追加しましたが、CPUファンも大型ヒートシンクのモノに取り替えます。

Enermax EST-T40


以前私のPCでもCPUファンを交換しましたが、今回はケース、増設ファンと同じメーカー製を使用します。

Enermax ETS-T40


今、結構よく売れている商品らしいです。
見かけはGoodです。冷えれば更にGoodです。

CPUクーラー交換前


上は純正のCPUクーラーです。PWMですがM/Bに回転数をフィードバックしません。


CPUクーラー交換後


組付けが終わりました。
さして重い処理をするでなく、オーバークロックをするでもなく、ただ冷房を入れない部屋で使うだけのPCなのですが、ここまで対策しないとやはりダメなのでしょうかね。

この対策に掛かった費用考えると、2~3シーズン分くらいの電気代は掛かってますが、オーナーさんは冷房嫌いみたいで費用は仕方ないと考えてみえます。
まぁ、オーナーさんのライフスタイルを変えることよりはいいのかもしれません。
さて、再度BIOSのチェックをしてみます。

Hardware Health Configuration


今度は大丈夫そうです。あ、写真の色がおかしいのは照明付けて撮影したせいで、修正手抜きしました(^^;)
ファン速度はBIOSで「Standard」に設定、低温のうちは低速で回りますが、ヒートアップすると回転数は自動的に上がります。
CPUクーラーの効果なのか、CPU温度は交換前の「Midium」から「Low」になってますね。BIOS起動は殆どCPU能力使いませんのでこれが普通です。

次にOSが元通り起動するかの確認です。

Windows7


ちゃんと起動しましたが、この後Windowsに再度ライセンス認証を求められました。3日以内にライセンス認証せよ、と言うことでオンラインで即時認証作業完了します。
同型のM/BやCPUを交換したら、やはり今のWindowsはライセンス認証を求めてきます。
いちいち小うるさくパーツのシリアル番号チェックしてるんですね。
不正コピー防止とは言え、ご苦労さんなことです。

以前有償のダウンロードアプリをインストールして、その後NICが故障して取り替えたらダウンロードアプリが「ハードウェア交換で起動不能」と表示され、動かなくなりました。
メーカーに問い合わせたところハードウェアの交換ではそういう「仕様」になっているらしく、対処の方法を説明してもらいました。
価格は¥6000程度のスキャナーアプリだったのですが、ここまで細かくチェックされると次からは敬遠することになりますね。
NIC等は結構使い回ししたりしますし、時によっては2本差ししたりすると頻繁に抜き差しすることもあります。
そんな時いちいちメーカーにご機嫌伺いのような連絡は面倒ですから、せめてオンラインで認証し直しが出来る位にして欲しいです。
吊し商品では問題ないことでも、自作PCでは使いづらいことなんです。

話が脱線しました。

さて、Windows動作も確認を終え、ようやくオーナーさんへ納品に行けます。
掛かった費用、私の手間抜きでパーツ代約4.5万円でした。
M/Bが半分を占めてます。

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