E46M3 その4 ― 2013/02/05 01:06
M3ですが今までの11年余りに大きな故障はありません。
小トラブルはそこそこありますが、一般的な国産車と大差ないと言えます。
以前書いたように、現在故障したままになって放置してあるのが「DSC」(ダイナミック・スタビリティ・コントロール)
一応横滑り防止とトラクションコントロールとABSが総合的に合体するものらしいですけど、この車は5年くらいで故障したようです。
故障してもABSは切り離されているらしく、ABSはちゃんと動作します。
らしい、というのはこの車に乗り始めてトラクションをコントロールされるのが嫌で、乗り始めて1ヶ月後にはDSCをオフにして乗ってました。
DSCオフはセンターダッシュ下にあるDSCボタンをチョン押して縦方向のトラクションコントロールがオフになり、長押しすると横方向も含めてトラクションコントロールオフとなるらしく、ずっとチョン押しで過ごしてきました。
別段右足のコントロールを間違えなければアクセルコントロールで簡単に向きが変わりますので、慣れてしまえば長押しで全部オフも面白いです。
ただ、チョン押し、長押しいずれもメーター内のDSCランプが点灯し、ドライバーに注意を促す仕様と思っておりました。
その仕様は違いないのですが、このDSCランプは故障しても点灯するらしく、要はDSCがコントロールしませんよ、と言う警告灯なんですね。
常にDSCをオフにしてランプが点灯していると、故障したときと同じ点灯状態となり、車検の時にディーラーから「DSCが故障してます」と言われて初めて気付きました。
この時2車検目の5年、当然新車保証の3年を過ぎておりました。
どうせいつもDSCオフで何の問題もありませんでしたので、ずっと故障で動作しないまま来てしまいました。
3回目、4回目、5回目の車検ごとに故障してます、と言われ続けてますが別段故障しっぱなしでも車検は通るらしく、前述したようにABSと連動はするものの独立してもABSはちゃんと動作するため、放置を決め込んでいます。
グリップの低い低ミュー路とか、雨天の時はある程度気をつけないとかなりの確率でお尻が暴れ出しますが、路面とグリップを把握している限り大事には至りません。
ただ、車と信頼関係を損ねるような操縦をすれば、フェールセーフは最小になっていますので、オウンリスクを承知で乗っている自覚は決して忘れてはいけない車ですね。
故障したDSCとは別に「SPORT」ボタンがあります。
押せばSPORTランプが点灯し、エンジンレスポンスが本来のレスポンスになります。
押さなければアクセルの踏み始めのレスポンスを鈍くして、運転しやすくなると言う初期設定らしいです。
これは乗り始めて1日目以降常にSPORT状態になりました。
言い換えれば個人的には初期設定状態はあまりにも楽しくありません。
どうにも違和感有りまくりで、SPORT状態にした途端、気持ちのいいレスポンスを味わったの運の尽き。
以降エンジンオンと同時にDSCオフ、SPORTオンはこの車に乗る時車庫内での儀式になりました。
過去に数回、まだDSCが生きていた頃、路上でDSCもSPORTもボタンを押し忘れて走り出したことがありました。
後続車に迷惑掛けまいと強めにアクセル踏んでスタートしたのに、一気筒死んでるかと思うくらいレスポンスが悪く、更にアクセル踏み込むとグリップを失わないようにDSCが作動し素早いスタートが切れず、冷や汗をかいたことがあります。
アクセルワークに慣れているとスタート時のホイールスピンはアクセルとクラッチワークでコントロールするのですが、その前にDSCが出しゃばると人間の方は何も出来なくなります。
何かしようとする意図と出来ない混乱、それを押さえ込もうとするDSCの狭間でびっくりしたことは忘れられません。
いずれにせよSPORTオンしないとアクセルレスポンスは普通の自動車と同じになります。
つまり微妙なアクセルコントロールとスリップコントロールが必要な雪道での使用以外は不必要な装備、逆を言えばSNOWMODEというレスポンスダウンボタンの方がこの車に合ってるような気がします。
GLENLIVET 12 ― 2013/02/05 20:46

紙に包まれているのはGLENLIVET 12年。

Glenfiddichと並びシングルモルトのスタンダードですね。
やはり棚にないと寂しい1本です。
今夜は何を聞きながら飲みましょうかね。
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