トラックボールを修繕しました2013/02/08 21:04


トラックボール

事務所のPCの全てがトラックボールを使用しています。
私個人としてはWindows3.1の頃からトラックボール派。
そのうちの一台の左ボタンが接触不良になり、仕事に支障があるということ。
買い足し買い足しで、ストックも含めて同型が事務所と自宅に10台以上あります。
調子が悪くなったのはこれで3台目で、いずれもボタンの接触不良なので自分で治すことにしました。

このトラックボールには4個のスイッチがあり、悪くなるのはいずれも使用頻度の高い左ボタン。
スクロールに使うサブボタン含めて他の3個は健在ですね。
ですから不調になった1台を解体し、ボタンの下にある健在なマイクロスイッチ3個を取り外し、そのうちの1個を交換に使うことにしました。
このタイプの予備は新品で1個ストックがありますが、既に同型種は絶滅種となり他の機種しかありません。
3年間の保証はあるものの全部3年以上、長いものは10年以上使ってます。
ですから直すことにしたのです。

既にボタンは取り外してあり、いざマイクロスイッチの交換。

カバーを開ける

裏のネジ5箇所を外し、ボールとトップカバーを外します。
矢印が接触不良のマイクロスイッチです。

基板を外す

基板は3枚、ツメで固定してあるだけなので簡単に外せました。
ボタンに合わせて3次元的に配置してあります。

基板を裏返す

3箇所のハンダを取ればマイクロスイッチは外れます。

ハンダこてとハンダ吸引器

取り外すにはハンダこてとハンダ吸引器が必要ですね。
昔ながらのハンダ吸着メッシュでもいいですが、吸引器の方が楽です。
電子部品なのでクイックボタン付の90W、このくらいが使いやすいです。

マイクロスイッチを外す


ハンダを取り、マイクロスイッチを取り外します。

マイクロスイッチ

左が接触不良、右が他で取り外して交換するためのマイクロスイッチです。
同型に使われていたものですが、ものは違うようです。
サイズ等は全く同じです。

ここで問題発生。
なんと、取付に使うハンダを切らしていました。
何処を探してもない・・・。
1センチもあれば用をなすんですけど、ありませんorz

通販で待つこと1日。
ついでにこて台も購入しました。

ハンダとこて台


ハンダよりこて台の方が高かったですw
2点で¥1279也。
しかし、ここで発見。

Made in Japan

いずれも誇り高きMade in Japan
中国製には無い安心感の塊と言えるでしょうか。
買ってよかった日本製。

こて台

こて台も精度はいいですね。
重量もあり安定感はすごくいいです。
もちろん使いやすいし、外国製にありがちなバリは皆無です。

本題から外れました。

ハンダ付け

ハンダを盛って替わりのマイクロスイッチを取り付けます。
かなり小さいのでハンダの盛りが多くなってしまいましたが、ちゃんと流れてくれたのでイモハンダではないと思います。

基板復旧

基板を元へ戻し、カバーをすれば作業完了。
テストで使ってみましたが何の問題も無し。
明日スタッフには黙って使わせようと思います。

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