フィルムスキャン2013/02/11 21:41


Plustek 8200

Plustek 8200AIです。
国産のフィルムスキャナーはほぼ全滅状態のなか、日本語のマニュアルと操作ソフトが付いています。
慣れるに従って詳細設定で相当な補正をしてスキャンすることが出来、その後のPhotoshopでの加工もしやすいですね。

データは入口でどの程度の精度で得られるかが勝負。
フィルムのデータがなるべく正しく、多く得られるものが日本製の現役機にはありません。
簡易型やフラットベッド型のものはありますが、フィルム専用はNikon等の光学メーカーは撤退してしまいました。
膨大なフィルムデータの多くは未だデジタル化してないものも多くあるでしょう。
私はこれが2台目のフィルムスキャナーで1台目はNikonのLS1000でした。
WindowsNTで使用していましたが、WindowsXP以降のアップデートは無く、一番重宝していたスライドマウント50枚連続スキャンが現在のOS(Windows7,WindowsXP)で使用できないことです。

この8200Aiではネガマウンターかスライドマウンターでしかスキャンできませんが、
古いネガ等はコマ毎に補正が必要ですので、付属ソフトの微調整は相当なレベルで出来るので、この部分では新型に軍配が上がります。

特にフィルムベンダーとフィルムの種類が選択でき、フィルム特性に合わせた基本設定で微調整できるのは優れものです。
ただ、劣化した古いネガに対してはかなり試行錯誤した設定を要求され、1枚のスキャンに時間が掛かることも多いです。
設定項目は多岐に渡り、いじっているうちにあらぬ方向へ行き、デフォルトからやり直した方がいい場合も多々ありました。

付属のソフトウェアは小さな画面のディスプレイでは使いづらいでしょう。
設定メニューが左側に縦に並びますが、2048*1536の私のディスプレイでも多項目をスクロールしないと見切れません。
接続はUSBですのでとても簡単です。
LS1000の時はSCSIでI/Fも限られたものしか使えませんでしたので、接続に関してはUSB様々ですね。

静かなところでは動作音が聞こえますが、ファンレスですので聞こえるのはセンサーが移動する音だけです。
まだ購入して半年と少し、寿命はどれほどかは判りませんが、今しばらくは役に立ってくれそうです。

PHOTOSHOPで加工2013/02/12 22:47


25年前の北海道旅行の際の画像です。
知床への道路でキタキツネを見かけました。
観光客が餌をやるらしく、車を止めるとすぐ近くまで寄ってきました。


劣化したネガフィルムをスキャンしたあとは画像加工をします。
使用ソフトはPHOTOSHOP CS5です。

まずはスキャンしたデータ。
加工前

この時点でスキャナーのソフトで黄色成分を落としてスキャンしています。
それでも全体に黄色かかり、緑も黄色っぽく、アスファルトも黄色いです。
取り込み画像サイズは4980*3360、TIFFで54MBytesあります。


たいていの場合画像の傾き補正とトリミングから始まります。
今回は傾き補正はせず、トリミングだけで行うことにします。

加工中

拡大するとこのようにネガフィルムに発生した斑点が散在しています。
まずはこの補正から。

加工中

スタンプツールを使い、周囲の同系色で模様の同じ所をコピー元として補正していきます。

加工中


このとき急いでいい加減にツールを使うとスタンプしたところがリピート状になり不自然な補正になりますので、スタンプサイズを小さめにしてコピー元をこまめに変え、丁寧に補正するのがコツです。

加工中

画面の大きな補正を終わらせます。
次にネガに付いたごみ、傷跡の消去です。
拡大すると小さな白い点が方々に見つかります。

加工中

この白い点もスタンプツールで消していきます。
全部消すのも一仕事ですが、あとで印刷を前提とするならばこの作業が印刷の質を上げるコツとなります。
白い点は補正で消されることは少なく、逆に目立ったりします。
写真をノイズっぽくするのはこの白い点のことが多いです。


取り敢えず傷の修復は完了です。

加工中


次に色の補正に入ります。
元々使用しているディスプレイに大きく依存するところです。
基本的にディスプレイの色温度を5000K~5500Kに合わせます。
大抵デフォルトでは7500K~9000Kの青白い画面が多いですね。
綺麗に見えますが青みを帯びており、加工するには不向きです。
5000Kだと慣れないと赤みを帯びて感じますが、未使用の白い紙をディスプレイの横に並べ、ディスプレイに白色を表示して色差の少ないのが簡易な色温度の設定方法です。
いかに7500K以上が青い色だと感じるはずです。
青みが強いと綺麗には見えますが、本来の色とは程遠い状態です。
印刷所のディスプレイは大抵6000K以下です。

さて、色調補正で自動を選択。
全体の色合いのバランスを取ります。

加工中

若干コントラストが強くなりました。
気に入らなければ自分で補正を掛けます。
明るくしたり、暗くしたりはここで大体決定します。

次にカラーバランスの調整です。

加工中

黄色成分が強いので黄色を落としますが、シアンを少しずつ強めながら黄色を落とします。
バランスを欠くとおかしくなるのがこの調整です。
中間色、ハイライト、シャドーとポイントを変えながら調整しますが、一発で決まれば一番いいのですが、簡単に合わないのがこの調整です。
少しの変化で大きく変わることも多く、経験がものを言う作業です。

次にコントラストの調整。

加工中

意図したハレーションを求めない限り、強すぎない程度でコントラストを付けます。
不必要なことも多いですから好みの調整となます。

次は最終保存するサイズへのリサイズです。
今回はディスプレイ用として1600*1200サイズへリサイズします。
このリサイズ前にほぼ全ての補正を終わらせます。
リサイズ後の調整はアンシャープマスクを除いて画像の質を下げることにしかなりません。

加工中

最後にアンシャープマスクを掛けます。
これは写真の印画紙だと色際のエッジが立って色境が引き締まるのですが、ティスプレイでは印画紙のようなエッジの引き立てがありません。
アンシャープマスクを施すことによって印画紙と同様の引き締まった画像になります。
印刷する際にはアンシャープマスクしない方がいい場合と、した方がいい場合とありますので、印刷して比較するしかありません。
大抵は見る場合と同様か弱めのアンシャープマスクがいいようです。

加工中

作業完了。
原稿とは別の名前で保存します。
ファイル種類、圧縮率は随意に。
私はディスプレイ用としてはJPGで圧縮率を5~6程度で保存します。
今回の場合1600*1200サイズで260KBytesです。

加工完了

注意としてはトリミングする際に保存するサイズ、今回なら1600*1200以下でトリミングしないこと。
画像縮小での画質劣化デメリットはとても小さいですが、画像拡大すると画質劣化デメリットは非常に大きいです。

しかし、見る人か見ると加工跡判りますね。
はしょったら駄目という見本でしたorz

E46M3 その62013/02/13 22:44


M3の足回りは大きく変えていませんが、ショックアブソーバーだけは特注品になっています。
ENNEPETAL BILSTEINのワンオフ品です。

ENNEPETAL は BILSTEIN本社がある町の名前です。
そのBILSTEINから正式チューナーとして日本に居を構えるのがENNEPETAL社です。
こことのお付き合いはもう20年以上、ずっとワンオフを作って貰っています。

フロントストラットは純正加工で倒立式、伸び・縮みの各レートとガス圧は私の好みに合わせた唯一無二のものです。
約1.5万キロごとにOHをしますが、その度に微妙にセッティングを変えてあります。

ENNEPETAL BILSTEIN

スプリングの強化も考えましたが、純正スプリングのストロークを同じにして強化スプリングは作られていません。
スプリングを強化すると純正の巻き方ではなくストレート巻かテーパー巻となり、そのスプリングを装着すると絶対的に純正よりストロークが短くなり、サーキットオンリーなら兎も角公道では乗り心地の悪い、また伸び足不足のスプリングしか存在しません。
峠道では伸び足が決め手です。
路面のアンジュレーションにどこまでタイヤを押しつけられるかで操縦性が決まりますので、ちょっとしたことでイン側が浮いてしまうような強化スプリングは付けないことにしたのです。

スプリングは3.5万キロで新品に交換しました。
このあたりからへたりが入り始め、スプリング長が微妙に変わってきますから。

そうすると自ずとショックアブソーバーだけに絞った強化しかできません。
純正スプリングを限界近くまで使い切るセッティングのショックアブソーバーを特注で作ってくれたのがENNEPETAL社です。
もちろん装着するタイヤの特性もセッティング条件の一つとなります。

乗り心地は決して悪くはありませんが、純正に比べればロール速度もストローク速度も遅くなっており、一般の足回りと比べれば相当堅く感じるでしょう。
慣れてしまえばゴツゴツ感もいいモンですけど。

ENNEPETAL BILSTEIN


ENNEPETAL BILSTEIN

この車を含めて過去4台の車にENNEPETALを装着しています。
最高8回のOHをしたものもありましたね。
長く付き合えるパーツが大好きなんです。

ENNEPETAL BILSTEIN

アライメントはこの足に合わせてのセッティングです。
タイヤ、ショックアブソーバー、この車ではこれで十分でしょう。
車高を下げる趣味はありませんし、純正の車高でさえ高めの車止めにフロントリップが接触しそうになりますから。

E46M3 その72013/02/14 22:41

M3は右ハンドルです。
右ハンドルだから購入の決め手の一つになりました。
日本ですからね。
イギリスではポルシェもフェラーリも旅行で訪れる外国人以外は全部右ハンドルです。
理屈に合わないものは乗らないのがイギリス人気質なんでしょうか。
私もそれに通じるものがあり、基本的には右ハンドル派です。

ただ

左ウインカーはMTにはとても辛いです。
SMGならばパドルシフトですので左手をハンドルから離すことなくシフト出来ますが、MTはシフトレバーを操作せねばなりません。
同時にウインカー操作が出来ないのでスムーズな操作の妨げとなり、ぎくしゃくした動作になるか進路変更等でウインカー省略なんて言うことになりかねません。


ATとかパドルシフトなら100歩譲れますけどね。
と言うわけでM3は右ウインカーレバーが付いています。
このE46は当時教習車で使われていた事もあり、教習車では輸入車でも右ウインカーが標準で用意されてました。

当然M3は教習車になり得ませんが、ウインカーユニットは3シリーズ共通部品でM3にも使用可能という事をディーラーの担当さんが調べてくれました。
当時のベンツ教習車も同じだったと思います。
ですからウインカーユニットを取替て右ウインカー使用になりました。
当然ワイパーレバーは左操作になっています。
右ウインカー


左ワイパー

非常に使いやすいです。
多少精度が悪く戻りにくいという持病はありますが、国産車と同様に扱えるのはとてもいいですね。
ユニットだけの交換でレバーは純正を使用します。
故に表示マークが天地逆さまになりますが、右ユニットには表示マークのシールが付属しており、そのシールをレバーに貼付けて右用とします。

あの頑固なイギリス人が黙っていることも少し信じがたいですね。
その昔イギリス車は日本車同様右ハンドル・右ウインカーでしたが、世界規格という貿易圧力で、今では右ハンドル・左ウインカーだそうです。
日本への輸入車もほぼ全てが左ウインカーみたいですね。

ただ、輸入トラックの右ハンドルは右ウインカーらしいです。
実用性考えればトラックの輸入業者は正しい事してると思いますよ。

下は取り外した純正のウインカーユニット。
右ウインカーユニットは左用の倍くらいの価格設定です。

左ウインカーユニット

補足すると右ハンドルはハンドルシャフトがエキゾーストマニホールドの直近を通るため左ハンドル(オリジナル)のマニホールドと少し形状が違っており、ほんの数馬力低下しているらしいですが、エンジン個体差の馬力範囲にあるみたいで気付くことはないそうです。

E46M3 その82013/02/15 22:42


スプリング


E46M3のスプリングです。
この形状が狭いスプリング格納スペースで最大限のストロークをもたらします。
先回書いた強化スプリングは、この形状で製作することが出来ません。
テーパーコイルで、且つ巻形状が異形、これで規定のレートを確保し、均一な品質を確保する。
確かに社外品では難しい注文ですね。

日本のサードパーティはこの形状のスプリングを少量生産はしていないようです。
某パーツメーカーから複数社のバネ屋サンに問い合わせたところ、ニーズが少なすぎて製作しない、又はレートの確保が難しいそうで製作しないらしいです。

ですから市販の強化スプリングはこの形状のものは無いです。
強化スプリングは車高が同じ、又は低くなる場合のものはすべでストロークが純正品よりかなり少なく乗り心地は悪くなります。

スプリングの別話。
M3CLSというモデルがあります。
このスプリングが普通のM3にも取り付けられると言うことで聞いた話です。
CLSは110㎏軽量化され、スプリングはそのためのチューニングをされていると言うことです。
それは「軽くなる分ノーマルより少し柔らかい」ということ。
ノーマルと同じレートだと堅くなりすぎ車高も上がるため、柔らかくして車高が少し下がるくらいしてあるとのことです。
ですからノーマルM3に装着しても車高が下がる以外はメリット無しとのことでした。

スプリングの奥は深いです。

Black & White2013/02/16 23:11


Black & White

今夜はゆっくりBlack & White。
サントリー角瓶と比べると少し癖と言うか、コクがありますね。
ラベルは一回見たら忘れません。

モラルはいずこへ2013/02/17 17:30



駐車場

買い物に出掛けスーパーの駐車場で見かけた事です。
60→70台が入る駐車場なのですが出入口が一箇所しかなく、そこはかろうじて車がすれ違える程度の幅しかありません。
まあ当然出入りの車はある程度譲り合いながら出入りして、比較的スムーズに動いていました。

問題は駐車場内の通路です。
右回りの通路の両側、真ん中の部分が駐車スペースで路面には流れを表す矢印が明示してあります。
これを無視して最短距離で出口に向かう車が30分で5台以上居ました。
回っても20~50mほどしか変わらないのですが、通路に車が居ないと平気で逆走していきました。
出口付近で一列で並んでいる流れに割り込んでいく輩も居れば、入ってきた車に譲ろうともせず真ん中を突進する輩も居ます。

殆どの車が右回りをしてる中で、このような輩は目立ちます。
ただの目立ちたがりなんですかね。
モラルやルールが守れない人は昔から居ましたが、今日に至ってはやはり増えてきたような気がします。
免許を取って35年以上経ちますが、車が増えると共にモラル低下は比例してきたようです。
他人のことはさておいてまずは自分のことだけ、そんなギスギスした社会の一面なんでしょうか。
あ、写真にはモラル低下の車は写っていません。

ヱビスビール2013/02/18 22:42


ヱビスビール

時々ですがビールも飲みます。
色々飲みましたけどヱビスビールが一番好きです。
他のビールは最後のコップ一杯が厳しいときがあるのですが、ヱビスビールだけは最後の一杯も気にせず飲めます。
大瓶一本が普通ですが、二本飲む時も幾度となく(^^;)

子供達が小さい頃、ラベルの恵比寿さんをみて「おっさんビール」などと笑っていましたが、酒が飲めると歳になった娘などは一番のお気に入りビールになったようです。

ハッキリ言ってビールの消費量が倍になりました・・・。

BACARDI 151PROOF2013/02/19 17:17


BACARDI 151 RUM

先日久しぶりに飲みました。
151PRORFのBACARDIです。
ある意味「キワモノ」ですね。
アルコール度は75.5度です。

もちろん味は強烈ですが、香りは濃厚ラムそのものでいい香りです。
喉ごしよく、なんて事はありません。
ロックにしてもそうとうカッカときますので、間違ってもゴックンなんて飲み方はやめた方が賢明です。

でも味わいは深く、チビチビ飲むには最高です。
RUM独特の風味が好きならば、一度は体験してみるのもいいでしょう。
これ一杯で普通のロック2杯分回りますね。
ロックですがチェイサーは忘れずに。

裏ラベルの注意書きには苦笑いです。

注意書き

スピリタス以外では151PROOFがダントツにアルコール度高い方ですから結構過剰な注意書きです。
可燃性液体、ていうところが笑えました。
確かに火を付ければ燃えますので、映画の一シーンではないですが火が付けばやばい代物です。

火災防止フィルターもレモンハート151PROOFには無かったですね。

火災防止フィルター

PC製作記 前編2013/02/20 23:25


義理の妹からパソコンを作って欲しいと依頼され製作することにしました。
インターネットとメールが出来ればいい、ということでたいそうなスペックは要らないものの、長持ちを前提にパーツを寄せ集めました。
超低コストではありませんが、最低5年は大丈夫なように考えました。

C2G41

C2G41

M/BはSupermicro C2G41。
普通から見ると安くありませんが、Supermicro社の製品では格安の1万円。
最新のCPUは乗りませんがWindows7は走ります。
メモリが4GBytesしか乗らないのが最大の弱点ですが、ネットサーフィンとメールだけなら十分かと。
Supermicro社製ですので耐久性だけは問題ないでしょう。

Q9300

CPUは既に枯れつつあるほどですがINTEL Core 2 QuadのQ9300。
4コアでHT(ハイパースレッデング)もTB(ターボブースト)もありませんが、FSBは1333MHZで2次キャッシュが6MBytesとそこそこの底力。
クロックは2.5GHZでそんなに悪くありません。

COOLERMASER

CPUがバルク品なのでCPU冷却ファンはCoolerMasterを使用します。
RR-LIE-L9E1-GPという低騒音中型タイプ。
これ以上大きいとケースを選び直さねばなりません。

ケース

ケースはSimply CoolのSARA3です。
幅100 x 高さ360 x 奥行465mmの小型筐体ながら、通常のATX電源を搭載でき、その気になればATXのM/Bの格納も可能なケースです。
HDDとDVDが各1台しか搭載できませんが、安価でコンパクト、MicroATXのM/Bなら使い道も多々あるので、既にこのケースで6台のPC製作しています。
特にATX電源を使えるのが強みで、400~600Wクラスの電源でも搭載できますので、電源部を安定して製作するにはお手頃です。
ただHDD格納部の通風が少ないため、高発熱のHDDは使用しづらいです。

CLUCIAL 2G*2

メモリーは私が以前使っていた中古品です。
1年ほど他のSupermicro社製のM/Bで使っていましたが、増設のため取り外されたものでClucial製Non-ECC10600/2GBytesを2枚使用します。

玄人志向400W

電源は玄人志向のATX 400W。
格安ですが安定してます。
これ以上の電源は今回必要ありません。
最低限のパーツしか組み込みませんから、400Wあれば相当余裕を持ってます。

取り敢えず製作に掛かります。

バックプレート

CPUをM/Bに固定したあとCPU冷却ファンを取り付けます。
CoolerMster製はバックプレートに冷却ファンをネジ止め固定します。
力業でツメをはめ込む純正タイプと違い、M/Bに負担を掛けることなく取り付けられるので安心です。

MB+CPU

M/B上で一番目立つのがこの冷却ファンと冷却フィンです。
オーバークロックしなければほぼ問題は無いでしょう。

メモリーセット

次にメモリーを装着。今時のものと比べると少し背が高いですが、放熱考えれば大きい方が有利かもしれません。

シールド

I/OシールドはSupermicro付属品ですが汎用品です。
必要な部分の穴を確認します。

シールド

このようにブランクが付いたままですので、M/BのI/Oに合わせてブランクを取り外します。

シールド

特に細いツメ状のブランクは邪魔になることが多いのでなるべく取り外します。
決してM/Bの上で作業しないこと。
目に見えない金属片が基板上に残るとM/Bの基板配線がショートして即死します。

シールドセット

シールドをケースに取付ます。

MBセット

電源を納めてM/Bを装着します。
ATXですと相当窮屈ですがmicroATXならこのくらいの余裕があります。
以前X8SAXというATXのM/Bを臨時で装着したことがありますが、SATAコネクターが基板の端にあり、電源部に近接しすぎでL型のSATAコネクターケーブルを使用して、電源部とのクリアランスがゼロだったことがありました。
このM/BみたいにSATAコネクターが上向きならATXのM/Bでも何とか使用できますが、ものによってはクリアランスが取れないため使用しづらいときもあります。

長くなったので後編へ続きます。